脳内音吐

焦点、どうってことない。

8/20 日

8:00起床。朝は昨夜と同じように団体用の宴部屋で朝食をいただく。しかし、昨日遅くまで起きていたためちょうどに起こされる。寝起きの顔を彼に暴露しながら慌てて顔と歯を磨く。5分ほどで適当に支度を整え会場へと急ぐ。本当は6時くらいに目が覚めてゆっくりと朝風呂に浸かりながら朝焼けを堪能するはずだった。夢にも見ず現実は爆睡をかました。

会場に着くと、皆んな座って待っていた。朦朧としながらペコペコして着席する。いつもの朝飯は食パン半枚なのに、旅行先ではバクバク食えてしまう。しかもここはお粥が有名らしい。温泉に浸かった米、身に染みたなあ。

食べ終わった後、また静かな時間が流れる気配を感じ、早々に離席する。一番待たせておいて一番最初にとんずらする気持ちを横目に部屋へ戻る。急いそと着替えを抱え温泉へ向かう。朝はやはり虫がほとんどいなかった。露天で軽く泳ぎながら身を清める。最高の気持ちで化粧水を塗っていると驚いた。肌がもちすべ。どこ触ってもスルスルだった。昨日見た従業員よ、これはすごい。俺は肌がいろんな意味で弱いため、外的刺激やストレスによって吹き出物がこんにちはする。その部分を触ってもだ。スルスルででこぼこの感触を感じられなかった。本当に硫黄旅館で泊まり込みしようか考えてしまう。俺には硫黄は合っているみたいだった。家に着くまでサラサラ感は続いた。

風呂から出ると、部屋にいた彼が「もう皆んな支度終えて受付にいるみたい」と。何。集合時間までまだ時間があるではないか。急いで日焼け止めと身支度を整え、忘れ物がないか確認して冷蔵庫を開けると。昨日食べ損ねたプリンがあった。しまった。朝に食べようとしていたやつだ。仕方ないと、リュックの中に突っ込む。

急いで、と言ってもあまり急がずに受付へ向かうと全員はいなかった。彼たちが手続きを済ませている間に、ガイドブックやカメラの調子を整える。

旅館にお礼を言いながら正門の写真をパシャリ。そして次々出てくる人たちをパシャリ。太陽光がしっかり味を出してくれている。視点を変えて昨日頑張っていた車をパシャリ。今日も頑張ってもらう。ハイエースに乗車する。

最初の目的地は松本城。車で一時間くらいの所にあった。これが松本城か。ふーん。といった感想だった。その後は写真を撮りまくり、彼女たちと推しのぬいぐるみやらアクリルスタンドやらを撮る。久々にカメラを握っているが、なかなか楽しいことを再確認した。調光も申し分なく、カメラのプレビューで見ると大したことないが、スマホに保存してみるとなかなかの出来栄えだった。と思う。

この後の予定は特になく、松本城の中に入りたいなと思いつつ帰りの時間も考えて帰路を辿ることにした。車内では先日加入したばかりのNetflixで賢い医師生活を観る。ハードルを上げすぎたのかメッチャオモロイ!とはならなかった。でも面白い。最後まで観ようと思う。途中サービスエリアに寄り、お土産や昼食を食べたり車内でうたた寝をしたりした。

車を返却し、夜ご飯へと向かう。Yに会いたかったからあまり乗り気はしていなかったがタイミングを逃し中華屋へ。最後まで食べそびれたプリンは液体に還っていて、とても食べたくなるような風貌をしていなかった。Yと何回か連絡を取っていると携帯の充電がなくなってしまった。充電器が差せるカフェに移動し再び連絡をとる。まだ会えるということで1時間ほど滞在する。

家に帰り、風呂に入るとまだ肌に硫黄の香りがほんのり残っていた。柔軟をして満足した気持ちで就寝。