脳内音吐

焦点、どうってことない。

8/19 土

6:00起床。眠たいが楽しみが勝り目が冴える。顔を洗い身支度を整えて集合場所へ向かう。先に3人きていた。久しぶりと挨拶を交わし後の人を待つ。今日は総勢12人で一泊2日の旅行へ向かう。車は2台。待ち合わせ時間になり続々と到着。一番長くて2年くらい会っていない人もいた。レンタカーを借りに全員で向かう。そこで免許証を見せるがおれは見せずに終わる。免許を取得して以来運転をほぼしてない最上級のペーパードライバーだからだ。借りたのは7人乗りと10人乗り。乗り数が少ないともうちょっと金額が抑えられたらしい。10人乗りに乗る。そう、ハイエースだ。人生で初めて、ではないかもしれないがこんなに広いのかと驚く。ハイエースの中でも大きい部類だと運転手が言っていた。なるほど、手を挙げても屋根に手が届かなかった。

早速出発。と思いきや出発して30秒ほど経つと別の班と方向が違っていた。ここでどこに行くか分からないことに気づく。実は今回の旅、宿泊先も知らない完全に任せっきりの旅になっている。運転手の彼も知らないらしく電話で目的地を教えてもらう。爆速で向かっていた。

途中、名古屋で一時停車。そこに住んでいる一人を拾う。彼はおれのこと覚えてるんか?と思うほど彼は何を考えているか分からない。本能で動くタイプ、と認識している。

サービスエリアに到着すると、そこは中々景色のいいところだった。標高が高くなっているはずなのにしっかりと日差しが暑い。トイレと写真だけ撮って退散する。

目的地に着く前に、高山で下車。古い町並へ。京都と川越とおかげ横丁を足して薄めたような感じがした。露店でみたらし団子を売っているのは評価が高いなと思う。昼はラーメンを注文。そばが食べたかったがこう言う時は巻かれる方が無難。

帰りに高山プリンを人数分買い、彼女たちが甘い飲み物を買うのを待つ。すると別の班の車が通った。かなり距離が開いていたらしい。時間差およそ1時間ほど。それを横目に目的地へ出発する。ここまで運転は4時間ほどかかっている。運転手お疲れ様と同時に、ここまで来るのにそんなかかるんかとも思った。普段は電車で移動するのが多いため、コスパはどっちがいいのかと考えると悩ましいところだと思った。

17:00頃目的地の旅館に到着。白骨温泉というらしい。旅館は創業100年以上の老舗。リノベや増設を繰り返したのか部屋まで3回エレベーターを乗った。部屋につくやいなや、早速風呂へ入ることに。もう一班はまだ来ていなかった。

白骨温泉ときくと、文字のイメージだけだと白濁した乳系かと思ったが、ばちばちの硫黄だった。露天風呂と大浴場があり、露天風呂は浸かるだけの温泉だった。開放的な分、虫も開放的で至る所に潜んでいた。最近肌荒れがひどいため夜と朝ともに浸かった。夜に入った時、従業員っぽい人が上がるのと同時に入ってきた。人の裸体はあまり見ないがその時は凝視してしまった。すべっすべだったから。肌絶対お手入れしてるでしょ?てぐらい美白で吹き出物知らずのすっべすべ肌だった。お尻もすべっすべだった。毎日これに浸かってたらもしや化粧水とかいらん感じ?と次バイトするなら硫黄温泉の旅館にしようか本気で考え始める。泊まり込み、楽しいんだろうか。

18:00前に上がり、夕食へ。ビュッフェ形式かなって思ってたら団体用特有の大部屋にご案内。コースみたいで少しずつ食べながら話をついばむ。我ながら焼き魚は上手く食えたと思う。人間が出来上がってない分、こういう所作は大事にしたいと思う。

夕食後、再び温泉に浸かる。この時がそう、虫が開放的だった。来た時の脱衣所には1匹も存在していなかったのに、出る時になるとあら不思議。目の前にドデカコオロギが鎮座。叫びながら着替え、猛ダッシュで階段を上がろうとしたところ。照明に虫がたむろしていた。くる時おらんかったやん。1匹認識するだけで目が冴えるのはどうにかならないものか。1人取り残して部屋へ帰る。

少しして全員集合し、静かな宴が始まる。みんな眠そう。てかおれも眠い。プリンは明日食べようと隅に置く。

ポツポツと時間が経ち、ポロポロと口口話し始める。おれが椅子によっかかり始めたところ、人狼をすることになった。村人、人狼、占い師までは分かる。騎士?多重人格??などよく分からない固有種まで出てきた。人狼でかき乱したいな、と思っていたら多重人格になれと命令がきた。なになに、人狼サイドの役割か。なるほど?ほんで表っ面は村人サイドと。多重人格っぽい。ほんで人狼は誰か分からない。分からんのか。むずすぎる。

誰が人狼か観察していると「おまえ多重人格っぽいな」と言われる。半分無視するがひょえっ。なんでバレてんの。内心驚きながら事を進めていった。

そのあとはワードウルフをやって墓穴を掘ったり「表現が独特なんよ」などと言われた。25:00頃解散し、名残惜しみながらもすぐ就寝。楽しかったが眠気には勝てず。